約 2,329,609 件
https://w.atwiki.jp/niseweb_next/pages/25.html
正式名称:RX-178-03 GUNDAM Mk-II パイロット:カミーユ・ビダン コスト:1000 耐久力:320 変形:× 換装:× 盾:○ 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ビームライフル 4 70 コスト相応のBR。撃ち切り手動リロード サブ射撃 ハイパーバズーカ 3 10~141 3連射可能。相手の目の前で散弾になる 特殊射撃 シールドミサイル 2 80~144 2連射可能。復活後は使用不可 モビルアシスト ガンダムMk-II 2 40~76 2機のMk-IIがBRを1発ずつ撃つ 格闘 動作 入力 威力 備考 通常格闘 袈裟斬り→下段斬り→兜割り NNN 174 横格闘 斬り上げ→斬り払い 横N 134 後格闘 側転斬り 後 135 BD格闘 X字斬り BD中前 95 特殊格闘 ハイキック→回し蹴り 特N 134 斬り払い 横特 80 解説 攻略 射撃武器 【メイン射撃】ビームライフル [撃ち切りリロード 手動/4発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 70%] コスト相応のBR。特射にキャンセル可能。 手動リロードなので弾切れとは無縁・・・と言いたいところだが、実際には大きい制約がある。 弾数が少ないので必然的にリロードの頻度が高くなるのだが、そのリロード時に必ず足が止まる。 撃ち切りリロードなので任意のタイミングでのリロードも行えない。弾数管理は慎重に。 【サブ射撃】ハイパーバズーカ [撃ち切りリロード 手動/3発][属性 実弾][よろけ][ダウン値 2.8(0.2×14)][補正率 44%(-4%×14)] 拡散弾を撃つBZ。3連射可能で特射にキャンセル可能。 発射後に相手の目の前で拡散するため、こちらに向かってくる相手以外には弾頭が直撃しない。 白Mk-IIのものと比べて銃口補正が強く、1発毎に銃口補正が掛かるため近距離では当てやすい。 撃ち切り手動リロードでリロードの際に足が止まる。 こちらに向かってくる相手には1発でよろけが取れるが、離れていく相手にはカス当たりもしない。 主な用途は格闘迎撃。元々誘導で当てる武装ではないのでM.E.P.E.やジャマーに刺すことも可能。 弾頭は65ダメージ、補正率70%、ダウン値2.0、よろけ属性で爆風は存在しない。 【特殊射撃】シールドミサイル [撃ち切りリロード 3秒/2発][属性 実弾][よろけ][ダウン値 2.5][補正率 80%] シールドに内蔵されたミサイルを発射する。ホールド入力で2連射可能。 弾速は遅いが誘導はそこそこ。上下の射角が広い。1発毎に銃口補正が掛かる。 本機の中では唯一の自動リロード武装。 中距離では使い勝手がよく、相手のフワフワの後の着地を取りやすい。 主な用途は牽制、BRからの繋ぎなど。発生は遅いので格闘迎撃には向かない。 【アシスト】ガンダムMK-II [呼出回数 3回][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 1.0(0.5×2)][補正率 80%(-10%×2)] 黒いガンダムMk-IIが自機の両側に2機出現し、BRを1発ずつ撃つ。 自機より多少前方に出現するため、格闘迎撃には向かない。 格闘 【通常格闘】袈裟斬り→下段斬り→兜割り 袈裟斬り→下段斬り→飛び上がって兜割りの3段格闘。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 袈裟斬り 50(84%) 50(-16%) 1.7(1.7) よろけ ┗2段目 下段斬り 100(74%) 60(-10%) 2.0(0.3) よろけ ┗3段目 兜割り 174(64%) 100(-10%) 3.0(1.0) ダウン 【横格闘】斬り上げ→斬り払い 右から斬り上げ→斬り払いの2段格闘。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 斬り上げ 50(84%) 50(-16%) 1.7(1.7) よろけ ┗2段目 斬り払い 134(74%) 100(-10%) 2.0(0.3) ダウン 【後格闘】側転斬り 袈裟斬り→側転斬り→叩き斬りの1段3ヒット格闘。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目(1hit) 袈裟斬り 10(98%) 10(-2.5%) 1.7(1.7) よろけ ┗1段目(2hit) 側転斬り 19(96%) 10(-2%) 2.0(0.3) ダウン ┗1段目(3hit) 叩き斬り 135(86%) 120(-10%) 3.0(1.0) ダウン 【BD格闘】X字斬り 突進しながらX字斬りの1段2ヒット格闘。視点変更あり。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 X字斬り 95(80%) 50(-10%)×2 1.0(0.5×2) ダウン 【特殊格闘】ハイキック→回し蹴り / 斬り払い レバーN:ハイキック→回し蹴り 右足でハイキック→左足で後ろ回し蹴りの2段格闘。1段目から視点変更あり。 特殊格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 ハイキック 50(84%) 50(-16%) 1.7(1.7) よろけ ┗2段目 回し蹴り 134(64%) 100(-20%) 2.0(0.3) ダウン レバー横:斬り払い 右から斬り払う単発格闘。 横特殊格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 下段斬り 80(84%) 80(-16%) 1.0(1.0) ダウン 特殊武装 【復活】まだ戦える! メイン、サブのリロード不可 特殊射撃使用不可 BD格闘、横特殊格闘使用不可 シールドガード使用不可 コンボ ( はNDでキャンセル、→はそのままキャンセル) 入力 威力 備考 射撃始動 BR BR 119 攻め継続 BR BR BR 147 基本 BR BR→( )特射 135(151) 主力。距離が遠いと非確定 BR BR BD格 154 弾の節約に BR→( )特射 BR 133(161) 距離が遠いと非確定 BR→( )特射×2 118(166) 同上 BR アシスト×2 BR 157 BR アシスト×2 横N 181 BR NNN 181 近距離の基本 BR 特N BZ 181 BZの繋ぎは前ND BR 後 163 特射 BR BR 171 特射 NNN 212 特射 特N BZ 208 アシスト始動 アシスト×2 BR BR 167 アシスト×2 BR→( )特射 152(172) アシスト×2 BR 横N 181 アシスト×2 N NNN 214 アシスト×2 NN 横N 219 N格闘始動 NN NNN 220 基本コンボ NN NN BD格 215 カット耐性底上げ NN 特N BZ 220 BZの繋ぎは前ND NN 後 200 横格闘始動 横 NNN 190 非強制ダウン 横 特N BZ 194 BZの繋ぎは前ND 横 アシスト×2 NNN 212 横 アシスト×2 特N BZ 208 BZの繋ぎは前ND 後格闘始動 後(1hit) NNN 180 非強制ダウン 後(1hit) 特N BZ 191 BZの繋ぎは前ND 後(1hit) アシスト×2 NNN 212 後(1hit) アシスト×2 特N BZ 213 BZの繋ぎは前ND 特殊格闘始動 外部リンク 非公式掲示板 - ガンダムMk-II(カミーユ機) Part.1
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/9004.html
248オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 10 02.11ID Zu3QXyiF0 AM07:58 長きにわたり続いた事件は遂に最後の局面を迎えていた。 分裂したアムロとシャアの大喧嘩、MAやシドの襲来、ELSの暴走、デビルガンダムの覚醒といった事件は、 『ゼロシステム』を悪用したフル・フロンタルによって仕組まれたものだった。 彼の目的は“人類を一つ上の存在へ進化させ、世界から争いを永遠に無くす”『IMD計画』の成就。 ひいてはミネバたちを取り込んで世界に顕現したサイコジム――もとい伝説の巨神による世界の破滅を防ぐためだという。 薬をキメられて暴走したアムロ、および夏で浮かれてナチュラルハイになったロランを除くガンダム兄弟たちは、 傷つき、嘆き、それでも誰かとわかりあいながら、フロンタルの独善を防ぐため、必死になって戦った。 そして、『IMD計画』の最終段階である、デビルガンダムが暴走進化した100万機のデビルトミノ軍団と、 もうすぐ地上に落ちてくるアクシズに囲まれながら、 フル・フロンタルと、異世界から帰還したキャプテンガンダム・劉備ガンダムによる最後の戦いが始まる――だぎゃ スペリオルドラゴン「長々としたナレーション乙~」 結晶鳳凰「イ〇がなんか張り切ってるからまあ一応だがや」 学校:校庭 フロンタル「ふ、ふふ」 キャプテンガンダム「どうした。笑っているのか?」 フロンタル「いや失礼。ただこれほど長く続いた戦いの果てに、最後に立ち向かってきたのがまさか君たちとはな」 劉備ガンダム「なんだ? バカにしてるのかテメー」 フロンタル「気に障ったならすまない。ただ、私もコトを起こすにあたってガンダム兄弟の戦力は全て分析してある。 勿論君たちのこともだ。その上で、ただのモビルシチズンがこのネオ・ジオングに挑むのは――」 劉備「無謀だってか?」 劉備の問いかけに、フロンタルは曖昧に笑って見せた。 キャプテン「一つ訂正させてもらおう。私はモビルシチズンではない。S.D.G.に所属するモビルディフェンダーだ。 そして劉備も三璃紗で民たちをまとめる君主である」 劉備「まあ今はシュウトたちのとこで居候させてもらってっけどな」 フロンタル「これは重ねて失礼した。だが申し訳ないが、それでも君たちに対する私の評価は変わらないよ。 異世界に行って、多少は兵装が変わったようだが……」 劉備「そう思うんなら、てめえで試してみたらどうだ? 俺たちが本当に雑魚かどうかをよ」 キャプテン「我々も時間がないのだ。速やかに貴様を撃破し、町民たちの救助というS.D.G.本来の任務に当たらねばならない。 これ以上、無駄な引き延ばしはご遠慮いただきたい」 249オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 10 47.87ID Zu3QXyiF0 フロンタルの顔から笑みが消えた。彼は口の中で小さく何事かを呟くと、機体のレバーを強く握りしめる。 フロンタル「では、そうさせてもらおう」 そしてネオ・ジオングは急加速。土ぼこりを吹き上げながら迫ると、 頭上に掲げたアームユニットを、キャプテンと劉備に向けて一気に振り下ろす。 シュウト「キャプテン!」 アル「劉備!」 叩きつけられた圧倒的質量の前に二人は成す術なく叩きつぶされた。 アルとシュウトはそう思い、思わず目をそらしてしまう。 だが土ぼこりが晴れた時、そこにいたのは―― キャプテン「こんなものか?」 フロンタル「……なに?」 叩きつけられたアームユニットを、キャプテンガンダムは片手で受け止めていた。 フロンタル「(敵を侮り、無意識に手加減した? いやそんなはずはない。だとすれば)」 劉備「ぼーっとしてんじゃ、ねえ!」 フロンタルが見せた一瞬の混乱。その隙を突いて横から現れた劉備ガンダムがアームユニットを木端微塵に切り刻む。 フロンタル「くっ……!」 訳の分からぬ気迫に圧されるように、フロンタルはネオ・ジオングの身体を起こした。 そして失った両腕のアームユニット交換しようと―― キャプテン「動揺したな、フル・フロンタル」 フロンタル「!」 シナンジュのモニター一杯に映ったのは、バーニアを吹かして迫るキャプテンガンダム。 キャプテンはシナンジュの頭部を抑えると、なんとそのままネオ・ジオングを地面へと押し倒す! フロンタル「このネオ・ジオングが……パワー負けするだと!?」 キャプテン「貴様が行ったという分析は一面正しい。確かに、数時間前の我々ならば敵わなかっただろう」 劉備「だけどな! 俺たちだってただぼんやり異世界を旅していたわけじゃないぜ! 必死で修行していたんだ!」 キャプテン「すべては日登町を守るため……そして、二度とアルとシュウトを泣かせないため!」 フロンタル「それでこれだけ性能が上がっただと? モビルシチズンが……」 劉備「だからさっきも言っただろ! 俺たちはモビルシチズンじゃないって!」 キャプテン「そうだ。私たちはただのモビルシチズンではない。我々は……アルとシュウトの友達だ!」 250オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 11 48.27ID Zu3QXyiF0 アル「がんばれ、がんばれキャプテンガンダム! 劉備ガンダム!」 シュウト「がんばれーーーーーーーーーーーーー!!」 アルとシュウトの声援を受けて、キャプテンと劉備の身体が眩い金色に姿を変えた。 その光の前に、ネオ・ジオングは金縛りにあったように動けない。 キャプテン「輝け、ソウルドライブ!」 劉備「青龍烈斬刀! 赤龍翔神刀!」 フロンタル「やられる……ならば!」 「ハイパー……キャプテンパンチ!」 「天翔、真龍ザアアアアン!!」 キャプテンガンダムのパンチと劉備ガンダムの斬撃はネオ・ジオングの巨体をバラバラに引き裂いた。 フロンタルはハルユニットからシナンジュを脱出させるも、すでに崩壊はMSにまで及んでいる。 空中分解を続けるシナンジュのコクピットの中で、フロンタルは周囲の様子を見た。 ガロード「よっしゃ! ようやくデビルトミノ軍団突破したぜい!」 アセム「みんな! 遅れてすまない!」 コウ「一応僕もいるからね!」 三日月「いや、誰も忘れてないから多分」 シーブック「あれ、ヒイロのウイングか?」 イオ「へっ、やっぱ戻ってきてたかよ!」 セイ「キャプテンガンダムと……」 セカイ「劉備ガンダムもいるぜ!」 シロー「みんな……よく学校を守ってくれたな」 カミーユ「正直無茶苦茶やられましたけどね」 ジュドー「へへ、嬉し泣きしてんのシロー兄さん?」 シン「茶化すなって」 刹那「フリット、デビルトミノ軍団は?」 フリット「すでに50万機が撃破されてるよ」 ウッソ「もう半数も、防衛線の向こうまで撤退してます!」 シュウト「やったね! 僕らの大勝利だ!」 アルレット「そんでガンダム兄弟、久々の集合ってワケね」 セレーネ「姉さん、残念だけど再会を喜んでる暇はないみたい」 バナージ「ぐっ……あっ……!」 ベルリ「どうしたバナージ!」 マイ「! いけないみんな、上を見てくれ!」 劉備「あれは、アクシズが再び落下を始めたのか!?」 ヨナ「みんな、すまない!」 アル「金色のガンダム……ヨナ兄ちゃんにリタ義姉ちゃん!」 リタ「私たち、アクシズを必死で抑えてたんだけど、それを上回る大きな力で引っ張られて……」 キラ「このままだと、あと1分でアクシズは地上に落下するよ!」 ドモン「なんだと!?」 251オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 12 14.93ID Zu3QXyiF0 アムロ「あの時感じたプレッシャー……やったのは貴様かフル・フロンタル!」 フロンタル「そうだ。キャプテンと劉備の攻撃を受けた瞬間、私は敗北を悟った。 だがここまで来た以上、私もただでやられる訳にはいかない。なので、最後のサイコ・シャードを使わせてもらった」 アムロからの問いかけに、フル・フロンタルは血まみれの顔のまま満足そうに答えた。 シャア「住民の避難はまだ終わっていないのか、まだ!」 キオ「ダメだよ! このままじゃみんなミンチより酷いことに――」 ヒイロ「問題ない」 フロンタル「なに?」 ヒイロ「ようやくやってきたようだ。俺たち兄弟の、最後の一人が」 そういってヒイロは、東の空を見上げた。 そこには――太陽を背に、蝶の羽を広げながらこちらにやってくる3機のMSの姿があった。 ロラン「フル・フロンタルさん……どうしてこんなものを日登町に落とすんです!」 フロンタル「ロラン君……」 ロラン「これでは町が寒くなって核の冬が来る。 全 裸 になれなくなるでしょーーーーーーーー!」 その時、遂にアクシズがワームホールを突破した。 赤熱しながら地上に落ちてくるアクシズ。やってきた3機のMSは、その小惑星の前で蝶の羽根を広げる。 ギンガナム「月ッ光蝶であーーーーーーーーーーーーーる!!」 ノレド「私たちの町を、ミンチになんてさせません!」 ラライヤ「チュチュミィ!」 ロラン「ユニバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……ス」 3機の月光蝶の奔流は、アクシズをあっという間に覆いつくした。 ナノマシンによって見る間に分解されていくアクシズ。 その光景を、フル・フロンタルは呆然を見つめていた。 日登町中央区:学校の校庭での戦闘結果 翔烈帝劉備ガンダム……軽傷 ハイパーキャプテンガンダム……軽微な損傷 ネオ・ジオングおよびシナンジュ……撃沈 アクシズ……月光蝶によって分解中 次回、大団円。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gungunnext/pages/18.html
名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gungunpsp/pages/111.html
CPU戦ルート解説?(ノーマル|ハード|アルティメット|【タイムアタック】|アナザー)||エンディング情報(含ネタバレ)? タイムアタックコース解説(CPU戦攻略)ルート構成 概要 各ステージ構成ステージ1 ステージ2 ステージ3 ステージ4 ステージ5 ステージ6 ステージ7 ステージ8 タイムアタックコース解説(CPU戦攻略) ルート構成 stage TimeAttack 1 残り8ステージ 2 残り7ステージ 3 残り6ステージ 4 残り5ステージ 5 残り4ステージ 6 残り3ステージ 7 残り2ステージ 8 最終ステージ 概要 難易度はノーマルコースと大差ない(ノーマルコースより簡単なステージもある)が、 このルートで競うのはクリアまでの時間。素早く敵機を撃破していこう。 ※タイムアタックコースの特徴 敵機が高コストと低コスト機体しか出現しない。 高コスト機体は軒並み攻撃力と耐久力が激減しており、逆に低コスト機体の方が重装甲・高火力。 名前つき機体も低コスト機体しか出現せず、GCOを使用しない。 僚機は全ステージで有り。いずれのステージも中コスト機体となっている。 クリアまでの時間を競うため、EXステージは存在しない。 協力プレイの場合、高コスト機体の耐久力がソロ時の倍になっている。低コスト機体のコストが少々減少して1体追加で倒す。 低コストの攻撃力が高い。どんな攻撃でも150はもっていかれる。可能ならば放置推奨だが、放置すると危険な機体が多い。 各ステージ構成 ステージ1 タイムアタック1:G 敵機:X×2→X→X→カプル[ソシエ]→X→X ソロ時僚機:F91[シーブック] Xの耐久力は推定120。(νのメイン1発で倒せる) 5機落とせばクリア。早い人は20~30秒でクリアできる。 カプルは硬いので無視推奨。 ステージ2 タイムアタック2:種運命 敵機:∀×2→∀→∀→陸戦型ガンダム[シロー]→∀→∀ ソロ時僚機:マスターガンダム[東方不敗?] ∀の耐久力は推定200とやや高め。格闘なら1セットで倒せる。 マスターをノーマルか突撃にしていると、自分が格闘している時に石破天驚拳や十二王方牌でカットされ、石破でキリモミダウン、帰山笑紅塵でスタン…と悪循環に陥りやすいので注意が必要。 陸ガンは撃破しなくてもクリア可能だが、放置するとキャノン狙撃やミサイル乱射をしてくるので鬱陶しい。 陸ガンが出るまでは回避、出たら突撃にするといいかも。 ステージ3 タイムアタック3:0080 敵機:キュベレイMk-Ⅱ→数秒後→フリーダム→フリーダム→フリーダム→キュベレイMk-Ⅱ[プル]→フリーダム→フリーダム ソロ時僚機:ヘビーアームズ改[トロワ] フリーダムは耐久力が約160。フリーダムのBD格闘(威力150)1回では撃破出来ない事を確認。 フリーダムばかり落とすとキュベレイ2機になるため、片方は落とす必要がある。 ファンネルモードになる隙を与えずに落とすと被ダメが抑えられるはず。 ステージ4 タイムアタック4:種 敵機:W0×3→W0×3→W0×3→ザク改[バーニィ]+ザク改→ザク改 ソロ時僚機:サザビー[シャア] ウイングゼロはアシストや特殊射撃を多様する模様。ウイングゼロの耐久値は約120。 ここの低耐久ウイングゼロは特射やCS、アシストをやたらめったらに撃つので、単発ダメージが低くてもいつの間にか削られている事が多い。 耐久が120と低めで大抵の機体のメイン→サブで落とせるが、足の止まるサブキャンセルは撃ち落とされる可能性が高いので、少し慎重になってもいいかもしれない。 ザク改はソロだと2機、協力時は3機落とす必要がある。 バーニィのザク改の爆弾は超危険品。フルヒットで250程。 ソロ僚機への指令はウイングを相手にする際は突撃、バーニィが現れたら回避にすると良い。 ステージ5 タイムアタック5:V 敵機:ドム[ガイア?]→数秒後→ゴッド→数秒後→ゴッド→ゴッド→ゴッド→シャア専用ザク[シャア]→ゴッド→ゴッド ソロ時僚機:ZZガンダム[ジュドー] 開始時はドムのみだが、高台から次々とゴッドが登場する。エリア外のマスドライバーの奥から次々走ってくる姿はかなりシュール。 ドムの格闘は攻撃力が高いので注意が必要。 ゴッドは耐久130くらいで登場時から明鏡止水。協力時は少々耐久力が上がっているが、少々のダメージで明鏡止水になる。 他ステージの高コストと違い、格闘機なのでフルコンボもらうと思いの他ダメージが蓄積されている事が多いので注意。 ZZは非常に優秀で、ZZを突撃にしていると自分は逃げ撃ちしてるだけで終わる事も。 シャアザクは撃破しなくてもクリア可能。放置推奨。 ステージ6 タイムアタック6:0083 敵機:V2*2+ガンタンク[ハヤト]→イージス[アスラン]+V2→ヴィクトリー[ウッソ]+V2→V2 ソロ時僚機:ヴァサーゴ[シャギア] ガンタンクが厄介。タンクをダウンさせている間にV2を落としていけると随分楽になる。 タンクを落としさえすれば、後はV2を狩り取っていくのが無難か。 ただし、イージスかヴィクトリーどちらかを落とさないとV2が出ないので、イージスを狩るのがいいかと。 イージスは当然自爆も使ってくるため要注意。 ヴィクトリーはアシストで粘るため無視するのがいい。 。 開始→まずV2を1機撃破→タンク撃破→イージス、V2増援→V2を1機撃破→イージス撃破→V、V2増援→V2を2機撃破 の流れでいくと早くクリアできる。 イージスが味方に自爆してくれれば撃破する手間が省ける。狙ってできることではなく運頼みなので、あったらラッキー程度に考えよう。 ステージ7 タイムアタック7:X 敵機:ν×3→ν×3→ν×2+グフカスタム[ノリス]→ビギナ・ギナ[セシリー]+アレックス[クリス]→ν ソロ時僚機:ストライク[キラ] νの耐久力は120程度。メインのダメージは約20。 ノリス・セシリー・クリスのうち2人は落とす必要がある。 グフを早めに落とし、比較的スタンダードな対応で対処可能なビギナギナを落としてからνを狩るのがいいだろう。 ノリス登場→ν1機撃破→グフカス撃破→ビギナ、アレックス増援→ν撃破→ビギナ撃破→増援のν撃破 とするのが一番効率がいい。 うっかりνを2機撃破してしまうと、名前付きが3人になり大変危険なので、残しておく方がいい。 チョバムを相手にすると時間がかかってしまう。 グフは気づいたら近づかれていて格闘…ということのないように立ち回ることが重要かと。 アレックスはアシストさえ気をつけていれば放置しても大概の機体なら捕まる事はないだろう。 ステージ8 タイムアタック8:ラスボス専用ステージ 敵機:デビルガンダム ソロ時僚機:ガンダムMK-Ⅱ[エマ] 基本はノーマルコース参照。ダメージもノーマルコース並 ノーマルコースよりはGCOを頻繁に使用してこない模様だが、耐久力7割程度でもGCOを使用してくるので何とも言えない。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8850.html
494オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/02(木) 21 12 54.68ID nAgrh0rc0 ネーナ「ちょっとちょっと、どうなってんの?」 ファ「なんかみんな、露骨にガッカリしてるけど」 カテジナ「私たち、少し離れたところで待機してたから聞こえなかったのよね」 ルー「何があったの? ジュドー」 ジュドー「いや……もう口に出すのも恥ずかしいんだけどね」 ヨナ「お前たち気を抜くな! シドはまだ生きてるんだぞ!!」 そこで再びシドが暴れだす! ヨナは必死でシドを抑えつけようとするが、 傷ついたナラティブガンダムではもはや止められない。 ジュドー「やっべえ……!」 カミーユ「みんなシドを押さえつけろ! ファたちも手伝ってくれ!」 ファ「わ、わかったわ」 キオ「でも、これからどうすんのキラ兄ちゃん。作戦は失敗だよ?」 キラ「どうするって……こうなったら無理やり三日月をコクピットから引きずり出すしか」 10体以上のMSの力をもってしても、なおシドは止まらない。 そんなシドをクーデリアは恐怖の眼差しで見上げる。 クーデリア「あ、ああ……」 ルナマリア「クーデリアさんは早くこっちに!」 クーデリア「はい! ……きゃああああ!!」 ルナマリア「クーデリアさん!?」 ルナマリアは思わず絶叫した。 MSの隙間からぬうっと伸びた腕が、突然クーデリアを掴み上げたのだ。 勿論それは、バルバトスの腕だ。 ルナマリア「みんな大変! クーデリアさんがシドに捕まっちゃった!」 カミーユ「なんだって? ……うわあああ!」 さらにバルバトス・シドは恐るべき力でヨナたちのMSを振り払う。 そしてクーデリアを捕えたまま、猛烈な速度で飛び去っていく。 ルナマリア「クーデリアさん! ま、待ちなさーーーい!」 カミーユ「ルナマリア! 独りで追うな!」 バナージ「俺たちも一緒に……何っ!?」 バルバトス・シドを追跡しようとしたガンダム兄弟。 彼らに突然、銃撃が浴びせられる。 495オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/02(木) 21 19 53.71ID nAgrh0rc0 ヨナ「だ、誰だ!」 アンジェロ「総員、狙撃用意! 奴らをここに釘付けにしろ!」 バナージ「『袖付き』!?」 ガロード「袖付きって、フロンタルの私兵みたいな奴らだよな? なんでここに!?」 アンジェロ「あのシドは、大佐の『IMD計画』成就に欠かせない重要なファクターだ。お前たちに邪魔はさせない!」 カミーユ「なんだと!?」 ヨナ「答えろ! 『IMD計画』とはなんだ。フロンタルは一体何を目論んでいる!?」 アンジェロ「それをお前たちに答える義理はないし、教えたところで理解も出来まい。貴様らのような俗物にはな!」 キラ「取りつく島もないね……」 ヨナ「話し合いに応じないならやるしかない。みんな! 急いでこいつらを倒し、シドを追うぞ!」 キオ「フリット兄ちゃん……ウッソ……シドがそっちに行ったよ。気を付けて!」 日登町中央区:住宅地近辺 避難民たちを乗せたカミオンの車列はもうじき学校に着く。 先頭車両付近では、マクギリスやハリソン、それにサイコジムが 警戒に当たっているが、今のところ大した問題はない。 たまに野良ガンダムヘッドが襲って来るくらいだ。 バーニィ「これなら全員無事に学校まで避難できそうだな」 グラハム「うむ。これもガンダム兄弟がシドを引き付けてくれたお陰と言えよう」 クリス「向こうの作戦はうまくいったのかしら……」 バーニィ「あの人たちならきっと大丈夫だよ」 シャクティ「それよりも今問題なのは……」 クリス「ええ、こっちの二人の方ね」 そう言ってクリスはカミオンの殿を見やった。 フリット「…………」 ウッソ「…………」 そこでは、V2ガンダムとガンダムAGE-1が、微妙な距離感を保ったまま並走している。 二人はヨナに護衛を命ぜられて以降、雑談すら一切交わしてない。 バーニィ「あの二人って、あんなに仲悪かったっけ? 確かにあんまり話してるイメージはないけど」 シャクティ「もっぱらウッソはキラさんと、フリットさんはキオや刹那さんと仲よしですからね」 クリス「う~ん。昔は普通に仲もよかったんだけどな。年も一つ違いだし」 シャクティ「どうして、あんなに拗れたんですか?」 クリス「それが特に原因も思いつかないのよねえ……」 シャクティ「ウッソが言うには、『僕は別に何もしてないけど、フリット兄さんが一方的に嫌ってる』って」 バーニィ「まあ、ちょっとはわかるけどね。あの年頃の男は色々面倒くさいからさ。俺も覚えあるし」 グラハム「うむ。だがその葛藤を乗り越えてこそのパイロット。そして戦士と言えよう! ……む?」 クリス「あら、通信? キオからだわ」 496オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/02(木) 21 23 53.29ID nAgrh0rc0 フリット「……は~あ、キオ無事かな。シドにやられたりしてないといいけど」 ウッソ「……キオなら別に大丈夫じゃないですか。キラ兄さんもついてますし。むしろ暴走してバルバトスの首を刈ったりしてないかの方が心p」 フリット「僕、独り言のつもりだったんだけど」 ウッソ「! ああ、そうですか! 随分大きな独り言だったんで僕カン違いしちゃいましたよ!」 フリット「あれ? クリスから通信だ。なんだろ」 クリス『大変よ! ヨナさんたちの作戦、失敗したみたい!!』 バーニィ『シドは今、学校に向かっていってる! しかもクーデリアさんを連れて!』 ウッソ「なんですって!!?」 グラハム『念のため迂回したのが仇になった。このままでは我々より先にシドが学校に着いてしまうぞ!』 ウッソ「そんな、どうすれば……」 フリット「……僕に考えがある」 ウッソ「え?」 フリットはAGE-1にセットされていたAGEデバイスを外した。 そして何らかの操作を行うと、再びコクピットに戻す。 すると突然、AGE-1の目が真っ赤に輝き、サイレンのように唸り出した。 ウッソ「な、何をしたんですかフリット兄さん!?」 フリット「このガンダムAGE-1は、僕がAGEデバイスの中に眠っていたデータから復元した機体だ」 なおも忙しく操作を続けながら、フリットが説明する。 フリット「でもそれって、元は『EXA-DB』と同じく失われた技術で、共通している部分があるはずなんだ。 だからさっき手に入れた『EXA-DB』のデータの欠損部分を、AGEデバイスのデータで補えば……」 ハッとした表情でウッソは広域レーダーを確認した。 先ほどまでカミオン隊から遠く離れた場所を移動していたシドは、 今は真っ直ぐこちらに向かってきている! ウッソ「フリット兄さん。まさか自分をシドを引き寄せる餌にしたんですか!?」 クリス『そんな、危険よ!』 フリット「でも、今はこれしか方法が無いんだ! クリスは急いでカミオン隊を移動させて!」 ウッソ「やるしか……ないってことですね」 フリット「うん。シドとは、ここで決着をつける!」 遠く彼方から迫りくるバルバトス・シドを見つめながら、フリットは決意を表明した。 フリット・アスノ【ガンダムAGE-1 スパロー】&ウッソ・エヴィン【V2ガンダム】 VS ガンダムバルバトスルプスレクス・シド開戦――! 497オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/04(土) 01 32 31.26ID qmeRTpVb0 日登町中央区:住宅街 全住民が避難し、誰もいない住宅街でシドとフリットたちの戦闘が始まった。 フリット「シン兄さんが送ってくれたデータより、パワーもスピードも上がってる……!」 ウッソ「バルバトスとシドの同調が進んでいるっていうの!?」 フリット「つまりそれは、三日月兄さんへのダメージフィードバックも増加してるってことか!」 猛烈なバルバトス・シドの攻撃をいなしながら、フリットは敵を分析する。 ウッソ「どうするんですかフリット兄さん! これじゃ反撃もできませんよ!」 フリット「今考えてるから! ちょっと黙ってて!」 現在、バルバトス・シドの手の中にクーデリアの姿は無い。 フリット「ここに来るまでにどこかに下ろした? いや、ならわざわざ攫う必要はない。とすればクーデリアさんはバルバトスの中か!」 フリットの予想は実際当たっていた。 クーデリアは現在、バルバトスのコクピットに囚われていた。 三日月「…………」 クーデリア「三日月! 起きてください三日月!」 コクピットの中、三日月は阿頼耶識システムと繋がったまま虚ろな顔で俯いている。 クーデリアの必死の呼びかけにも一切応じる様子はない。 クーデリア「どうすれば……そうだわ、システムのコードを無理やり外せば……!」 脊椎に接続された阿頼耶識システムをクーデリアが外そうとした、その時だった。 フリット「クーデリアさん! 聞こえますか!?」 クーデリア「は、はい!」 外から聞こえたフリットの声に、クーデリアは咄嗟に返事をする。 フリット「聞こえてるって前提で話をします! 三日月兄さんの阿頼耶識システムは絶対に外さないで!」 ウッソ「クーデリアさんも三日月兄さんも、僕たちが絶対に助けます! だからもう少しだけ待ってください!」 クーデリア「わ、わかりました!」 クーデリアは阿頼耶識システムから手を放すと深呼吸した。 そしてコクピットの三日月に、そっと寄り添う。 クーデリア「わかりますか、三日月? 今、あなたの弟さんたちが必死に頑張っています。だから……私も彼らを信じます」 498オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/04(土) 01 40 04.98ID qmeRTpVb0 しかし、この状況を打開する手段がウッソたちにあるわけでない。 ただ距離を取りつつ、決して有効打にならないビーム兵器でけん制を続ける。 ウッソ「何か、何か方法は無いんですか! 天才なんでしょフリット兄さんは!」 フリット「うるさいな! だから今考えてるって言ったでしょ!」 苛立った様子でフリットが答える。 フリット「とにかく動きを封じないと、そのためには……ああ、ダメだ! やっぱり人手が足りなすぎる!」 「人手があったらいいのね!」 ウッソ「この声は!?」 ルナマリア「行っけえ~~!」 突如、背後から強力なビームが浴びせられる。 装甲の表面を焼かれ、シドは苦し気にうめいた。 その奥にいたのは、ブラストインパルスガンダムだ。 ウッソ「ルナマリアさん! 来てくれたんですか?!」 ルナマリア「なんとか私だけね。クーデリアさんたちを救出するんでしょ? 勿論手を貸すわ!」 フリット「ルナマリアさんか……まあ、いないよりはマシかな」 ルナマリア「ム! 何よその言い方! ……言っておくけど、ここに来たのは私だけじゃないんだからね」 ウッソ「え?」 バルバトス・シドは怒りのこもった真っ赤な目で3人を睨んだ。 そして機体内部から、十数機の小型シド――シド・スレイブを展開する。 ルナマリア「気持ち悪っ! 何よアレ!」 フリット「殲滅用の小型兵器か。シドのやつ、さっきの不意打ちがよっぽど頭に来たみたいだな」 ウッソ「冷静に感想述べてる場合ですか! 今の僕らの武装じゃ、あの数は対処できませんよ!」 ルナマリア「なら、彼の出番ね」 ウッソ「彼?」 ベルリ「僕だよ!!」 そこへ、遥か上空から降下してきたG-セルフが、全方位レーザーを射出。 シド・スレイブを焼き尽くす! ベルリ「くそ、これでパーフェクトパックの武装は打ち止め!」 フリット「ベルリ兄さん!」 ウッソ「来てくれたんですか!?」 ベルリ「まあね。まさかこんな所で戦ってるとは思わなかったけど」 ルナマリア「シドを探して迷子になってるところを、私が拾ってあげたのよね」 フリット「これで4人か。あと一人いれば……」 499通常の名無しさんの3倍2020/01/04(土) 06 37 11.10ID SSvohiTe0 さくさく進むよやったねキラちゃん! キラ「クーデリアさん、そんな『デスクトップの調子が悪いからとりあえず電源引っこ抜く』みたいな…こわいこわい」 アルレット「あとテレビは斜め45度からひっぱたくのがコツね。ファミコンカセットはフーフーする」 キラ「やめてよね」 500オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/04(土) 22 51 30.39ID qmeRTpVb0 子機を破壊され、怒り狂ったシドは超大型メイスを振り回しながら襲ってくる! 4人は散開して回避するも、 一機、ルナマリアのインパルスガンダムだけ反応が遅れた。 ルナマリア「やっば……!」 バルバトス・シドはそれを目ざとく見つけた。 そしていつの間にか再生したテイルブレードで拘束すると、 インパルス目掛けてメイスを振り下ろす! ルナマリア「きゃああ……」 ウッソ「ルナマリアさん!」 シン「やらせるかあああああああ!!」 刹那、そこへ飛び込んできたのはボロボロのデスティニーガンダムだった。 デスティニーはインパルスの前に飛び込むと、 ヒビの入ったアロンダイトでメイスを受け止める。 シン「ルナ! 無事か!?」 ルナマリア「シン!」 シン「まったく! ようやくシドに追いついたと思ったらとんでもない所に出くわしたな!」 デスティニーがシドを抑えている間に、フリットとウッソは急いでインパルスの拘束を解く。 そしてシドから離れた瞬間、デスティニーガンダムのアロンダイトは粉々に砕けた。 シン「ちっ! やっぱもう限界だったか」 フリット「これで五人……! シン兄さん、悪いんですけどもう少しやれますか?!」 シン「何か作戦があるんだな? わかった!」 フリット「みんな! 僕の指示に従ってください! シドを所定の位置に誘導します」 フリットに言われるがまま、他の4人はシドをどこかに誘い出していく。 たどり着いた先は、建設中の超高層オフィスビルだった。 ベルリ「こっちだ! ついてきなさいよ!」 挑発を受けるがまま、シドはフリットたちを追ってオフィスビルの中に入る。 建設途中のビルは鉄骨が剥き出しで、重機なども置き去りになったままだ。 バルバトス・シド「…………」 バルバトス・シドは首を回して周囲を確認した。 しかし、フリットたちの姿はどこにもない。 既にどこかへ逃げ出したのだろうか? だが次の瞬間、シドの頭上から大量の鉄骨が降り注ぐ! シン「押し潰されろ、シド!」 だがシドは、まるで人間のような柔軟な動きで鉄骨を回避した。 乗っ取ったバルバトスの阿頼耶識システムによる恩恵だ。 501オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/04(土) 22 56 06.68ID qmeRTpVb0 そうして全ての鉄骨が落ちた後、怒りに満ちた目で頭上のデスティニーガンダムを見上げる。 そして翼を広げ、大地を蹴って飛び立とうとした時だった。 ズブッ、という湿った音と共に、バルバトスの足が地面に沈み込む。 フリット「びっくりした? 液状化だよ。この辺の地盤は砂が多いからね」 これがフリットの作戦だった。 彼は地面に砂が多く、地下水位が高いこの土地にシドを釣りだした。 そして鉄骨を断続的に落とすことで地面に振動を起こし、液状化させたのだ。 フリット「最近は鉄骨を組む前に地盤を固めるんだけどね。ここの業者が手抜きで助かったよ」 そう言っている間にもバルバトス・シドは足首まで地面に埋まった。 シドはすぐに再び翼を広げ、液状化から抜け出そうと試みる。 だがそうはさせじと、隠れていたシンたちのMSが四方から一斉に飛び掛かる! シン「捕まえた! 今度こそ捕まえた!」 ベルリ「ジタバタするんじゃない! 大人しくしなさいよ!」 あっという間に腰までが地面に飲み込まれ、バルバトス・シドは身動きが取れなくなる。 フリット「今だよウッソ! クーデリアさんを救出して!」 ウッソ「はい!」 ウッソはV2ガンダムを降りると、バルバトスに飛び移り、 外部から強制的にコクピットを開いた。 ウッソ「三日月兄さん! クーデリアさん! 無事ですか? 助けに来ました!」 クーデリア「あ、ああ! ありがとうございます」 ウッソはクーデリアの手を引き、V2ガンダムのコクピットに誘導した。 ルナマリア「クーデリアさん! よかった……」 ベルリ「フリット! ウッソがクーデリアさんを助け出した!」 フリット「よし。ウッソは一度ガンダムに戻るんだ。それで彼女を安全な場所に下ろして……」 だがその通信にウッソは答えなかった。 ただ、バルバトスのコクピットに立って、阿頼耶識システムに繋がった三日月を見つめている。 ウッソ「…………」 シン「おい、どうしたウッソ? 早くお前も戻ってこい」 ベルリ「ウッソ?」 ウッソ「……まだです。このまま三日月兄さんも救出します」 そう言ってウッソはシートの奥に回り、阿頼耶識システムを調べ始める。 フリット「ウッソ! なに勝手なことをしてるんだ!」 ルナマリア「そうよ! そのシステムって勝手に外しちゃ危ないんでしょ?」 しかし兄弟たちが止める声も聴かず、ウッソは作業を続ける。 502オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/04(土) 23 06 16.63ID qmeRTpVb0 ウッソ「シドが動けない今しかチャンスはないんだ」 ウッソは危惧していた。 いくらフリットが天才とはいえ、三日月を救出する方法は未だ見つかっていない。 ウッソ「もしかしたら、フリット兄さんはこのまま三日月兄さんを……」 ウッソは危惧していた。 フリットは兄弟の中でも数少ない、目的のために全てを犠牲に出来る人間だ。 もし、このままシドが暴れ続けるようなら、フリットは三日月ごとバルバトスを……! ウッソ「そんなことはさせない! 三日月兄さんは、僕が助けなきゃ……!」 シン「おいウッソ、早く出てこい! シドが液状化から抜け出そうとしてる!」 ウッソ「まだです! まだ……!」 だが遂にバルバトス・シドは液状化した地面から脱出した。 そしてフリットたちを振り払い、再びV2のコクピットにいるクーデリアに手を伸ばす。 シン「させるか!」 咄嗟にデスティニーガンダムはバルバトス・シドに飛びついた。 だがシドは、レクスネイルでデスティニーの腹部を貫通する。 ベルリ「シン!」 シン「いいんだ、これで捕まえた……!」 デスティニーガンダムは自らを貫いた貫手を抑え、シドの動きを制した。 シン「ウッソ! 今の内にV2ガンダムに戻れ!」 ウッソ「! ……わかりました」 後ろ髪引かれる思いで、ウッソはバルバトスからV2のコクピットに飛び降りた。 クーデリア「だ、大丈夫ですか?」 ウッソ「はい。でも、三日月兄さんは助けられませんでした……」 フリット「なにボンヤリしてるんだ! まだV2はシドに捕まったままなんだぞ!」 シドはデスティニーガンダムを払いのけると、両腕でV2ガンダムを拘束した。 さらにテイルブレードを胴体にグルグルと巻き付ける。 ベルリ「まずい、今度はV2ガンダムごとクーデリアさんを攫うつもり!?」 フリット「まったく、手間が焼けるんだからウチの弟は!」 フリットは落ちていたV2ガンダムのビームライフルを拾った。 そしてV2目掛けてライフルを乱射する。 発生したボトムパーツの爆発にシドは一瞬怯む。 フリット「今の内に脱出を!」 ウッソ「は、はい!」 だがすぐに態勢を立て直し、シドはV2の腕を掴んだ。 ルナマリア「ああっ! また捕まっちゃう!」 ウッソ「っ! 仕方ない!」 ウッソは咄嗟にトップパーツを切り離した。 そしてそれをシドに向けて発射する。 思わぬ反撃を受けて、弾丸のようにシドはすっ飛ぶ。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8916.html
766オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 11 02.55ID Qhdm6nuU0 日登町中央区:高校の体育館 ガンダム兄弟とフル・フロンタルの対話は、他の端末でも生中継されていた。 学校に避難していた多くの人々は、現状を知るため固唾をのんでその様子を見守っている。 フロンタル『“そう、汝の名は……チナパパなり!”』 チナパパ(メタル)inデビルガンダム『…………』 キララ「ちょっと……これって近所の喫茶店のマスターでしょ? あのデビルガンダムを使ったゲテモノ料理で有名な」 レイジ「ゲテモノ言ってやるなよ。気持ちはわかるけどさ」 アイラ「そうよ。ああ見えて意外と食べると美味しいのよ脂が乗って」 レイジ「おまえ……アレ喰ったのかよ……」 フレイ「おじさん……90でデビルガンダムに連れ去られたと思ったらあんなことに……」 ミリアリア「う~ん、こっちかな? それともこっち……あ、これは構図がダメだわ」 フレイ「ちょっと、それでアンタはさっきから何してるの?」 ミリアリア「何って、おじさんがデビルガンダムに連れ去られた決定的瞬間の写真を選んでるんじゃない。私たち、唯一の目撃者なのよ」 フレイ「それはそうだけど」 ミリアリア「この事件の規模、これは歴史に残る一枚になるわ。ふっふっふ、これで今年のカイ・シデン賞はいただきよ!」 フレイ「ほんとアンタって娘は転んでもただじゃ起きないっていうか……」 フレイが呆れているところへ、眼鏡姿の姉弟が声をかけてくる。 ユウマ「あの、すいません。できたらその写真、僕たちにも見せてくれませんか?」 ミリアリア「それは構わないけど……あなたたちは?」 チナ「わたしはコウサカ・チナ。こっちは弟のユウマです。今、デビルガンダムに乗っている人……あれ、私たちのお父さんなんです」 767オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 11 48.72ID Qhdm6nuU0 学校:地下格納庫 不安に駆られる人々をよそに、ガンダム兄弟とフロンタルの対話は続いていた。 今ではハロ長官をはじめとする警察の幹部、鉄華団の団長であるオルガやCBのメンバーも参加している。 ハロ長官「それじゃあ、アムロ・レイとシャア・アズナブルの喧嘩を発端とする一連の騒動は、すべて君が仕組んだんだね?」 フロンタル『そうだ』 オルガ「なら、歳星からの通信で俺たちを火星に呼び出したのも」 フロンタル『私の仕業だ』 スメラギ「コロニーで紛争が起こりそうという偽情報をヴェーダに流したのも」 フロンタル『私がやった』 キャプテン「日登町全域に通信障害を起こしたのも」 フロンタル「私だ」 アルレット「MAやELS、シド、デビルガンダムを暴れさせたのも」 フロンタル『それも私だ』 シン「くそっ! いけしゃあしゃあと言いやがって」 キラ「気に入らないよね。なんでもかんでもすべて自分の思い通りっていうのが」 ウッソ「そうですよ! “それも私だ”って、どっかのSRPGのラスボス気取りですか」 ティエリア「バカな! イノベイターでもイノベイドでもない人間がヴェーダにアクセスできるはずが……」 フロンタル『それに関してはリボンズ・アルマークがいい仕事をしてくれた』 マイ「兄さんたちのパイロットスーツに仕込んだ『ヅダエール』といい、あなたはこの計画のため、随分入念な準備をしていたようですね」 フロンタル「お褒めに預かり光栄だよ、オリヴァー・マイ。君の作った『ヅダエール』なしではこの計画は成立しえなかった」 フロンタルの謝辞に、マイは一瞬複雑そうな表情を浮かべる。 マイ「……まだわからないことがあります。あなたは、これだけの事件をどうやって同時に起こしたのですか?」 アセム「同時に……ってどういうことだ?」 マイ「考えてもみてくれ。アムロ兄さんとシャアさんのケンカも、デビルガンダムの覚醒もELSの大暴れも、一つだけならこの町じゃよくあることだ」 オルガ「いや、一つとしてよくあることじゃねえからな普通の町なら!」 ジュドー「オルガさん……残念ながらこの町普通じゃないのよね」 ベルリ「そうそう」 マイ「それでも、この騒動がここまで大きくなったのは、そのよくあることが“同時に起こった”からだ」 カミーユ「そうだよな。初めはアムロ兄さんとシャアさんのケンカを止めるだけのはずだったのに」 フリット「デビルガンダムたちが現れたせいで、僕らや警察も手が足りなくなって、ここまで対応が後手後手に回ってしまったんだ」 マイ「この騒動が、全てあなたの計画通りだとしたら、いったいどうやって様々な事象を“同時に起こした”んですか? あなたはまだ、僕たちの知らない『何か』を隠し持っているんじゃないですか?」 マイの問いかけに、フロンタルは薄ら笑いを浮かべるばかりで何も答えない。 フロンタル『おや、もうこんな時間か。明日も忙しいのでね。私はそろそろ休ませてもらうよ』 マイ「待ってください! まだあなたには聞きたいことが……」 フロンタル「続きは明日、直接会ってからにしよう。楽しみにしているよ、ガンダム兄弟」 そう言い残し、通信は切断された。 768オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 14 14.93ID Qhdm6nuU0 ドモン「くそ、フル・フロンタルめ……!」 アルレット「結局、肝心なことは何もわからなかったわね」 ヨナ「そうだな」 アセム「そんなことはない!」 バナージ「アセム兄さん……」 アセム「この騒動は、すべてアイツが仕組んでいたんだろ? なら、アイツを倒せば解決だ!」 フリット「はあ、アセム兄さんが言うほど、単純な話じゃないんだけどな」 シロー「だが、一理はある」 ガロード「そうそう。目的を探るにしたって、結局直接会わなきゃ始まんないだろ。なら、今度はこっちが乗り込む番だ」 シン「フロンタルのアジト、ネオジオン社にか……」 キラ「ま、多分罠だと思うけどね。100パーセント」 アセム「なら、その罠ごとあいつの計画を叩き潰してやるだけだ!」 劉備「随分燃えてるな、アセムのヤツ」 キャプテン「ゾルタン・アッカネンに家を襲撃されたのが原因だろう。あの出来事で、アルとシュウトは随分悲しんだ」 リタ「兄弟の中で、一番弟想いだからねアセムは」 アルレット「どのみち、セレーネだって助け出さなきゃだし、ネオジオン社に行くのは決定か」 俄然盛り上がるガンダム兄弟。そこへ、ずっと黙って聞いていた三日月が口を挟む。 三日月「で、どうやって行くの?」 シン「どうやってって、そりゃあ……」 三日月「ネオジオン社があるのって、確か西区の端っこだよね。そこまで歩いてくの? デビルガンダムの中を?」 ベルリ「ああ……その問題があったか……」 シロー「明日はデビルガンダムの掃討作戦もある。日登町警察署にある本体を叩くためにも、それは避けられない問題だな」 オルガ「なら、俺らが行くぜ。イサリビなら装甲も厚いし、ネオジオン社まで殴り込みをかけてやる」 アルレット「正直それはオススメしないわね。いくら装甲が厚いと言っても、戦艦クラスが空を飛んでちゃいい的になるだけだわ」 スメラギ「私たちのトレミーでトランザムを使っても?」 アルレット「多分たどり着くのは厳しいでしょうね」 ドモン「ならば! バーニングガンダムの超級覇王電影弾で活路を……!」 キラ「出たよドモン兄さんの脳筋発言」 アルレット「いや、いくらアンタでも普通に問題外だから。もっとこう、少数の部隊をピンポイントで送り込む方法があればいいんだけど」 バナージ「それも極力目立たないように、ですか」 マイ「…………」 ヨナ「ずっと黙っているな、マイ」 シロー「ひょっとして、何か手があるのか?」 マイ「ええ。実は一つだけ考えていることがあります。……僕、ちょっと電話してきていいですか」 そう言ってマイは席を立った。 マイ「……もしもし、ワシヤかい? うん、僕だ。……うん、こっちは平気だよ…… そうか、みんな会社に集まっているんだね。それは都合がよかった。……うん、うん、わかってる。 それで、この事態を収拾するためにも、『アレ』を持ってきてくれないか? そう、地下に分解して置いてある『アレ』だよ」 769オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 18 29.90ID Qhdm6nuU0 日登町中央区:学校 AM02:00 学校の体育館で、ミネバたち小学生は折り重なるように寝ていた。 今日一日いろいろなことがあったせいか、皆泥のように眠っている。 そんな中、マリーメイアだけが不意に目覚めた。 マリーメイア「う……ん? なんだか外がうるさいな」 「よーし、おまえらドンドン運び込め!」 「20数年ぶりに、小学校にエントリイイィィィィィィ!!」 「貴様ら! いまは夜中だぞ! もう少し静かに作業できんのかウジ虫ども!」 「いや、姉さんの声も相当うるさいから」 不思議に思ったマリーメイアが外をのぞくと、いつの間にか、校庭には巨大な構造物がいくつも運び込まれていた。 アルミリア「ふわああ、どうしたんですのマリーメイア?」 ミネバ「なんだかそとがうるさいな。ん? 校庭になにかあるぞ? たいほう、か?」 マリーメイア「あ、あれは……」 その巨大なシルエットを見て、マリーメイアの脳裏にはいつかのトラウマが思い起こされる……。 日登町:学校の校庭 ヨナ「これか、マイ。おまえがヨーツンヘイムの連中に持ってこさせたのは」 マイ「はい。試作早朝出勤用人間大砲QCX-76A、通称『ヨルムンガンド』です」 ジュドー「ああ、前にトレーズさんから発注されたヤツね」 シロー「あの時は試射で通りがかりのMAは撃墜されるし、砲弾役のトロワはミンチになるし、後始末が大変だったぞ……」 ガロード「アレ? でも前見た時よりずいぶん大きくない? コレ」 モニク「前回のタイプはあくまで試作型。これがヨルムンガンドの本来のサイズなのだ」 兄弟の会話へ入ってきたのは、気の強そうな赤毛の女性。 マイの同僚のモニク・キャディラックだ。 マイ「モニクさん。こんな夜中に呼び出してすいません」 モニク「かまわんぞ。私たちも丁度会社で暇を持て余していたからな!」 エルヴィン「そんなこと言って姉さん……ずっとマイさんの無事を心配してたくせに」 モニク「う、うるさい!」 アセム「それで、これが本来のサイズってどういうことなんですか?」 モニク「元々、このヨルムンガンドは人間大砲ではなく、MSを打ち出すカタパルトとして開発していたものだからな」 マイ「まあ、企画当初は普通のプラズマ・ガンだったんだけどね。MSの台頭で方針転換せざるを得なくなったわけさ」 ヨナ「MS用カタパルト……そうか、これで!」 マイ「はい。僕たちのMSを、ネオジオン社と警察署にピンポイントで送り込みます」 770オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 23 10.89ID Qhdm6nuU0 ジュドー「うわあ……いかにもマイ兄らしい無茶な作戦だな」 ヘンメ「くくく、開発したはいいが結局決済がおりず、地下で眠ってたコイツが、巡り巡って日登町を救うとはなあ」 マイ「こちらは同僚のアレクサンドロ・ヘンメさん。ヨルムンガンドの発射オペレーションを担当します」 シロー「よろしくお願いします」 ヘンメ「任せな。こんな大仕事、大砲屋冥利につきるってもんだぜ」 そういって髭面の男は豪快に笑った。 『ヨルムンガンド』で打ち上げたMSによる、超高々度からの強襲。 それがシローとマイが立案した、反撃のための作戦だった。 マイ「それで、強襲作戦に参加する人員は決まったんですか? シロー兄さん」 シロー「ああ、それなんだが、まずネオジオン社の方は……」 アセム「そっちは俺が行くよ」 マイ「アセムが?」 アセム「ああ。フル・フロンタルのせいでアルやシュウト、弟たちは散々辛い目に遭ったんだ。一発殴ってやらなきゃ気が済まないよ」 ヨナ「確かにアセムなら腕も立つし、AGE-2は損傷も少ないしな。フロンタル相手でも引けは取らないだろう」 シロー「アセム。最低でも、セレーネ姉さんさえ救出できればそれでいいんだ。くれぐれも無理はするなよ?」 アセム「わかってるつもりだよ、シロー兄さん」 ガロード「なら、俺もアセム兄さんについていくよ」 アセム「いいのか? ガロード」 ガロード「俺もフロンタルのやり方は頭に来てるしね。……それに、向こうにはフロスト兄弟もいるだろうし」 ヨナ「これでネオジオン社は決まりだな。デビルガンダムの方はシローが行くんだろ?」 シロー「ああ、俺と08小隊が担当する。それと、イオがフルアーマーガンダムをもって後から合流してくれるって話だ」 ジュドー「う~ん、でもデビルガンダム相手じゃまだ心もとない感じだね」 デュバル「ならば! 我々が手を貸そう!!」 マイ「デュバルさん!」 モニク「おい貴様ら、なに作業を放り出して……」 カスペン「ヨルムンガンドの組み立て作業は滞りなく進んでいる! 何も問題はない!」 ヨナ「ヒソヒソ(誰だ、この異様にテンションが高い人たちは?)」 ジュドー「ヒソヒソ(あの人らもマイ兄の同僚だよ、一応ね)」 ソンネン「へっへっへ、坊主、ドロップ食うかい?」 ガロード「前々から思ってたけど、それ本当にただの飴なの?」 ホルバイン「こう周りをデビルガンダムに囲まれてちゃあ、オチオチ漁にも行けやしねえ。それじゃ困るのさ」 アッガイタン「モキュ!」 デュバル「日登町を襲った、前代未聞の大事件……。今こそヅダの活躍を見せつけ! ジオニックに一泡吹かせるとき!」 モニク「ええい、貴様はまだそんな私怨で動いて!」 ギャーギャー!! プルツー「うるさい……」 プル「も~全然眠れないよ~!」 こうして、決戦に向けて日登町の夜は更けていく…… セイ「……本当にいいんだねセカイ」 セカイ「そんなの、とっくに腹は決まってるさ」 セイ「じゃあ行こう! 僕らも、デビルガンダムのところへ!!」 771オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 01 38 15.08ID tDAqQ86V0 日登町中央区:学校の裏庭 AM03:00 セイ「あ、いたいた委員長!」 チナ「イオリくん……」 セカイ「どうしたんだよユウマ。突然いなくなったって、フミナ先輩が探してたぜ」 ユウマ「セカイ、セイさん……」 セイ「ここはデビルガンダムに近くて危ないよ。僕が作ったドムシェルターに一緒に戻ろう」 チナ「うん……」 しかし、コウサカ姉弟は一向に動こうとしない。 ただ、悲しそうな表情で、遠くで蠢くデビルガンダムヘッドを見つめていた。 チナ「ねえイオリくん。イオリくんは知ってるよね。今、デビルガンダムに乗ってる人が誰なのか」 セイ「え?! え、あ、うん……」 セカイ「え? なに? 三人とも知り合いなのか? なんかおっさんが乗ってたけど」 ユウマ「はあ……セカイ。今、デビルガンダムに乗ってるあのオジサンはな……僕たちの父さんなんだ」 セカイ「へ~親父さんか。そういえば似てるな眼鏡とかって……えええ!??」 突然告げられた事実に、セカイは驚きを隠せない。 セカイ「な、なんで!? なんでおまえの親父さんがデビルガンダムなんかに乗ってるんだよ!?」 ユウマ「そんなのこっちが聞きたいよ!」 セイ「委員長、君たちのお父さんに一体何があったの?」 チナ「昨日はお父さん、ラジオの収録が終わった後、南区の山に新鮮なデビルガンダムヘッドを取りに行ったんだけど……」 ユウマ「その途中で、目覚めたデビルガンダムに攫われたらしいんだ」 そう言って、ユウマはミリアリアから借りた写真を見せる。 ユウマ「これが、そのとき一緒にいた人が撮った、攫われる瞬間の写真だ」 セカイ「マジかよ……」 セイ「待って! その写真僕にもよく見せて」 チナ「なにかわかったの? イオリくん」 セイ「うん。この端の方に、なにか白いものが見切れてない?」 ユウマ「本当だ……なんでしょう、これは」 セイ「これはプロペラントタンクだよ。大きさと角度からして、多分シナンジュタイプのものだ」 セカイ「シナンジュって……あの全裸野郎の機体か!」 ユウマ「じゃあやっぱり、父さんをさらった仕掛け人は……」 セイ「うん、フル・フロンタルで間違いないと思う」 チナ「ああ、そんな……」 772オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 01 39 00.41ID tDAqQ86V0 チナはショックのあまり、膝からがっくりと崩れ落ちる。 チナ「どうして? どうしてお父さんが攫われるの? お父さんはMSのパイロットでもなんでもない、ただの料理人なのに……!」 セイ「委員長……」 ユウマ「くそっ! きっと罰があたったんだ。僕たちがやめろっていうのも聞かず、デビルガンダム料理なんて作るから!」 セカイ「やめろよユウマ。親父さんのこと、そんな悪く言うもんじゃねえ」 ユウマ「だけど……!」 重苦しい雰囲気に周囲が包まれる中、 同じように二人を探しに来ていたホシノ・フミナがセカイたちを見つける。 フミナ「あ、こんなところにいた! ユウくん! セカイくん!」 マオ「こんな夜中になにしてたんですか? 逢引きですか?」 ユウマ「フミちゃん……みなさん……」 ギャン子「夜更かしは美容の大敵でしてよ。さっさと戻りましょう」 チナ「でも……」 ラルさん「チナくん、それにユウマくん。君たちの不安な気持ちもわかる。だが、無理して倒れでもしたら、それが一番お父さんを悲しませるのではないかね」 ユウマ「ラル大尉……」 マオ「心配せんでも大丈夫ですよ! あんなデビルガンダムの一体や二体、ベルリはんたちガンダム兄弟がパパッとやっつけてくれますって!」 ミライ「明日、警察とガンダム兄弟がデビルガンダム掃討作戦をやるって私も聞いたわ。だから、安全なところで一緒に応援しましょ、ね?」 チナ「……はい」 フミナ「さあ、ユウくんも」 ユウマ「はい。……すいません迷惑かけて」 ミライ「そんなの全然気にしなくていいから」 セカイ「なあユウマ。それなら気晴らしに……」 セカイが何気なく声をかけようとしたとき、ユウマは小さく呟いた。 ユウマ「くそ……僕がMSのパイロットだったなら、父さんを助けに行けるのに……!」 それは、他の誰も気づかないような小さな独り言だった。 だが、セイとセカイだけは、その言葉を聞いて足を止める。 セイ「…………」 セカイ「…………」 セイ「ねえセカイ。ぼく、今考えてたんだけど。明日のことについて」 セカイ「奇遇っスね。俺もです」 二人は顔を見合わせ、お互いの意思を確認した。 そして一つ頷くと、並んで校庭の方へ向かっていった。 773オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 36 27.76ID tDAqQ86V0 日登町中央区:学校の校庭のテント AM03:15 学校の校庭では、マイの指示でヨルムンガンドの組み立てが着々と進んでいる。 その近くに張られたテントには、作戦に参加する08小隊のメンバーが集まっていた。 ミケル「はあ……」 エレドア「どうした、ため息ついて」 カレン「ビビってんのさ。ほっときな」 ミケル「なんですかその言い方! 仕方ないでしょ?! あと数時間で、僕らデビルガンダムの中心に行くんですよ!」 サンダース「なんだお前。本当にビビっていたのか」 ミケル「そりゃビビりますよ! 隊長の無茶な作戦は慣れっこですけどね、今回はさすがに無茶が過ぎますよ!」 エレドア「まあ確かにな。さすがの俺も、初めて作戦を聞いた時は驚いたぜ」 サンダース「まさか人間大砲とはなあ……」 ミケル「ですよね!?」 「嫌なら、やめたらいいんじゃないの?」 そこへ、ギョロ目にタンクトップ姿の、不愛想な少年がテントへ入ってくる。 サンダース「君は確か隊長の弟さんの……」 エレドア「覚えてるぜそのタンクトップに愛想のない表情! お前確か、ヒイロ・ユイだよな!?」 三日月「違うけど? 俺は三日月。ヒイロなら昨日自爆してそれっきりだよ」 エレドア「あ、そうだっけ……」 カレン「あんたかい、隊長がいってたもう一人の作戦参加者ってのは」 三日月「うん。シロー兄さんもそうだけど、オルガに言われたからね。昨日半日寝てた分、明日はしっかり働けって」 サンダース「三日月……そうか、彼は昨日シドに捕まっていた……!」 エレドア「なのに目覚めた途端、逆にシドをブッ壊したっていうあのガンダムのパイロットか!」 ミケル「ていうかなんなんだよ、背中のそのコード」 三日月「あ、これ? 邪魔だったらゴメンな。俺、今これでバルバトスと繋がってないと動けないんだ」 三日月の背中に接続された長いコードは、現在テントの外にいるバルバトスまで伸びている。 阿頼耶識システムが外せない現状での苦肉の策だ。 三日月「それで、さっきも言ったけど、嫌ならやめればいいんじゃない? 別に俺は困らないし」 三日月のまっすぐな目で見つめられ、ミケルはうろたえる。 だが一瞬の逡巡の末、彼は覚悟を決めたようにパイプ椅子に座りなおした。 ミケル「言っとくけどね! この小隊の要は実は僕なんだよ! 僕がいなくなったら、みんな困るの! だから! やめませんよ!」 エレドア「お、言うなあこいつめ!」 カレン「ふ……」 そこへ、シローを先頭に、アセムとガロード、それからモニクたちヨーツンヘイムの面々も入ってくる。 シロー「よし、みんな揃っているな。それじゃあ作戦ミーティングを始めるぞ!」 774オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 43 44.41ID tDAqQ86V0 AM 03 50 シロー「……以上が今回の作戦の概要だ。 俺たちは夜明けと共に、ヨルムンガンドでネオジオン社と警察署にそれぞれ向かう。 何か質問はあるか?」 三日月「ないよ。大体わかった」 ミケル「ホントかよ。お前、隊長が話してる間メモも取らずにぼんやりしてただけじゃないか」 三日月「え? メモなんて取らなくても一回聞けばそれで全部わかるでしょ」 エレドア「マジでか」 ガロード「三日月兄の場合、本当にわかってるんだよなあ」 アセム「一応、俺たちは後でもう一回タイムスケジュールを確認しておくか」 カレン「意外だね。ヨーツンヘイムの連中が来るとは聞いてたが、アンタまで参加するとは」 モニク「ふん、私以外にウチの連中をまとめられる人間がいないのでな。面倒だが仕方ない」 ソンネン「へへっ、よく言うぜ。マイのヤツに頼まれて、二つ返事で答えたくせに」 モニク「黙れウジ虫!」 シロー「それじゃあみんな、作戦開始まで、各々機体の整備と補給のチェックを……」 「「ちょっと待ったあああ!!」」 ミーティングが終わりかけたその時だった。 勢いよく、少年が二人、テントに入ってくる。 シロー「お前たちは……セイとセカイか」 アセム「どうしたんだ? こんな夜中に」 セイ「あの、実は……」 セカイ「俺たちも、デビルガンダム掃討作戦に入れてください!」 シロー「なんだって!?」 モニク「おい、どういうことだ」 サンダース「わからん。俺たちも何も聞いてない」 ミケル「ていうかあの二人、ただのガンプラファイターでしょ!? なんでこんなところに……」 そこへ、ヌッ、と強面の男、ヘルベルト・フォン・カスペンが二人の前に立ちはだかる。 カスペン「貴様ら、我々の部隊に入りたいというのだな?」 セイ「は、はい!」 カスペン「歳は!?」 セイ「13です!」 セカイ「14です!」 カスペン「実戦経験は!?」 セカイ「生身での格闘と、あとガンプラバトルを少々であります!」 セイ「ぼ、ぼくもガンプラバトルならちょっとは」 カスペン「敵を見たことはあるのか!?」 セイ・セカイ「「ありません!!」」 カスペン「このような子供が入隊希望とは。これは、私の栄光を侮辱するものである!」 775オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 47 47.90ID tDAqQ86V0 カレン「まあ確かに、いくらこの町と言えど、これはちょっとお話にならないね」 モニク「この作戦はガンプラバトルのような遊びじゃないんだ! MSもない子供は帰れ!!」 セカイ「俺たちは遊びに来たんじゃありません! 仲間の親父さんを、助けるために来たんです!」 ホルバイン「仲間の親父……? そうか、今デビルガンダムに乗ってるオッサンは……」 セイ「それに! MSならあります!!」 カスペン「なんだと?」 セイ「出ろおォォォォ!! ガンダアァァァァァァム!!」 セイはテントの外に出ると、ガンダムファイターよろしく空に向かって指を鳴らした。 すると、校庭にあったドム型の遊具が割れ、中からMSが現れる!! 三日月「へえ……」 アセム「あれは……セイのビルドストライクガンダム! しかも実機だって!?」 セイ「こんなこともあろうかと! ネットオークションで買ったストライクを、ビルドストライクに改造してたんです!!」 ガロード「あ、キラ兄に頼まれてオークションに出してたストライク。落札したのセイだったんだ」 アセム「アレ、本物のストライクガンダムの改造機かよ!」 シロー「どうりで最近、ウチの格納庫でストライクガンダムを見ないと思ったわけだ……」 セイ「このビルドストライクがあれば、僕だってデビルガンダムと戦えます! だから……」 カスペン「そっちの赤い髪の小僧はどうだ。貴様もMSを持っているのか?」 セカイ「俺!? 俺はMSは持ってないけど……でも、俺には次元覇王流があります! だから、絶対に足手まといにはなりません!」 モニク「拳法だと? ダメだ、MSで無ければ話にならん!」 セカイ「そんな……」 デュバル「よし、わかった少年。心意気に免じて、君に一機ヅダをやろう。それで私と一緒にゴーストファイターの汚名を……」 ドモン「待ってくれ」 窮地に陥ったカミキ・セカイ。 そこへ突然、ドモン・カッシュが現れる。 シロー「ドモン!」 セカイ「アニキ……どうしてここに?」 ドモン「思いつめた顔で歩くお前の顔が気になってな。悪いが話は全て聞かせてもらった」 驚くセカイをよそに、ドモンはシローに向き直った。 776オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 50 45.13ID tDAqQ86V0 ドモン「俺からも頼む、シロー兄さん。友の父親を救うため、セカイを作戦に加えてやってくれないか?」 シロー「ドモン、いくらお前の頼みでも、機体をもってない一般人を同行させるわけには」 ドモン「機体ならある」 シロー「え?」 ドモン「俺のバーニングガンダム。あれをセカイに託す」 セカイ「え、ええええ!!?」 シロー「バーニングガンダムか……」 ドモン「あれにはモビルトレースシステムが積んである。たとえMS戦が素人でも、次元覇王流を使えるセカイなら足手まといにはならんはずだ」 セカイ「い、いいの本当に? 俺がバーニングガンダム使っても」 ドモン「なにを言う。元々バーニングガンダムはお前の方が使い慣れているだろう? それに、お前にはELS戦で励ましてもらった恩もあるしな」 セカイ「師匠……!」 そう言ってドモンは世界の肩に優しく手を置いた。 思いがけず差し伸べられた救いの手を前に、セカイは感極まって涙ぐむ。 それでもなお、シローは渋い顔だ。 シロー「しかし……」 カレン「いいんじゃないか、隊長」 サンダース「ただでさえ人手不足なんです。この際、練度には目を瞑りましょう」 エレドア「むしろ、俺としちゃやる気を評価したいね。なんせ救出する対象が、名前も知らねえモブみたいなオッサンじゃあ、どうもテンションが上がんなくてさ」 ミケル「あ……」 モニク「言ってしまったか……」 カレン「アンタ……みんな薄々思ってたけど空気読んで黙ってたことを……」 エレドア「え、あ、ごめんなさい」 カスペン「話は決まったようだな。貴様ら、名前は!」 セイ「イオリ・セイです!」 セカイ「カミキ・セカイです!」 カスペン「よかろう。本日この時より、貴様ら二名を我がカスペン戦闘大隊の一員として迎え入れる!」 セイ・セカイ「「はい! よろしくお願いします!!」」 カスペン「うむ、いい返事だ」 シロー「いや、あの、一応この部隊は08小隊と協力者ってことで、戦闘指揮官は俺なんだけど……誰も聞いてないな」 ガロード「うん、無理だよシロー兄。あっち無駄にキャラが濃すぎるもん」 アセム「よかったな、セイ、セカイ……」 こうして、デビルガンダム掃討作戦にセイとセカイが加わった。 時刻は AM 04:00 作戦が始まる夜明けまで、あと一時間……! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/1382.html
登場作品 機動戦士ガンダム EXTREME VS.シリーズ、ガンダムEXA VS 英名 EXTREME GUNDAM Mk-II AXE 形式番号 不明 所属 マーズI パイロット イクス・トリム 主な武装 腕部ビームサーベル×2ミスティックエッジ=ヴィレッジトゥルース×2フェイスブレイザースパーダビット 【設定】 ex-が開発したディストピア・フェイズは、ex-が使用していたエクストリームガンダムでは制御不能だったため、制御できる性能を有した後継機としてイクス・トリムが開発した機体。 AXEの読み方は「アグゼ」と読む。 【武装説明】 ミスティックエッジ=ヴィレッジトゥルース 本機体の主武装であるマルチウェポン。 大出力ビームサーベル、ワイヤーアンカー、超弾速ビームライフル、シールド、そして唯我希望蝶の発動補助パーツを備える。 スパーダビット 両手から放たれる青い光の球。 OPではその名の通りビットとして使用している。 フェイスブレイザー 口に相当する部分に内蔵されたビーム兵器。 出力を変更することで、レーザーや照射ビームを発射することが出来る。 腕部ビームサーベル 両腕から展開される青いビームサーベル。 分身して敵を切り刻む「弧月覇王斬」を繰り出せる。 【パイロット説明】 イクス・トリム CV 竹内順子 レオスがコズミック・イラのGAデータで出会ったGダイバー。 その正体は、セシア・アウェア・プリモがex-の残骸データを再構築して誕生させた存在。 【ゲーム内での活躍】 EXVS.MBON ボス機体として登場するが、今までのボスとして登場したエクストリームガンダム系列では格闘以外は比較的に大人し目で、機体が発光していない状態だとダウン値はプレイアブル機体とほぼ同じ(ダウン値は8)であり、今までのプレイアブルサイズのボス機体のようにおもちゃにする事はできない。 また、その武装の殆どが高性能。 範囲が広く、当たると敵を打ち上げるスパーダビット【拡散5WAY】、異常な発生速度と判定の太さを持つフェイズブレイザー【照射】、スーパーアーマーを生かした高性能の格闘、前述の格闘にキャンセル可能な特殊移動、分身して突撃する唯我希望蝶など、その強さはEXVSFBで猛威を振るったミスティック・フェイズに匹敵する。 開発者曰く、「プレイアブル化したいけど、そのまま(ボス機体時の性能)だと処理の問題で出せない」との事。 家庭版のミッションモードではエンディング前の最後のボス(その後もミッションはあるが)として立ちはだかる。 本体の火力もさることながら僚機がFA-ZZ、ゴッドガンダムと非常に嫌らしい面子。 クリアするとエンディングとなり、ボスだろうがどんな敵も味方も一撃受けると撃墜となるスキル『一撃必殺』が手に入る。 試し撃ちに選んだプレイヤーもいるだろう。 【勝利、敗北ポーズ】 いずれも通常の方法では閲覧できないため、自己責任で。 勝利ポーズ 宙に浮き、決めポーズを取る。 敗北ポーズ 仰向けのまま宙に浮いている。 ガンダムアストレイゴールドフレーム天と似た感じ。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8765.html
72オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/12(水) 01 35 10.62ID VTpw6Y2+0 日登町東区 刹那・F・セイエイ【ダブルオーライザー】 VS シャア・アズナブル(実写)【シャア専用ザクII】 戦況は一方的だった。 実写シャアの駆るザクIIの縦横無尽な動きに、刹那は翻弄されていた。 それは連戦による消耗もあったが、何より実写シャアの実力によるところが大きい。 刹那「速い……! この動き、いつものシャア・アズナブルを凌駕する!」 実写シャア「当然だ! 私は一年戦争時のシャア・アズナブル。つまり、赤い彗星と謳われた全盛期のシャアなのだから!」 実写シャアはそう高らかに宣言した。 確かに、リボンズの「実写シャアこそ偽シャア軍団最強」という発言は嘘ではなかったと今なら頷ける。 実写シャア「その上他のシャアにはない、このボディ! この鍛え上げられた肉体があってこそ、高速戦闘のGにも耐えることが出来る!」 コクピットで、彼は誇らしげにその豊満な肉体を揺らした。 その身を包むのはお馴染みの赤いジオン軍服。 彼もまた、フル・フロンタルによって服に『ヅダエール』を仕込まれている。 ある種熱狂的ともいえる異常なテンションの高さは、その薬品のためだ。 刹那「くっ! どいてくれ! 俺は兄弟のところへ戻らなければならない!」 実写シャア「そうはいかん。せっかくガンダム兄弟と戦える好機を得たのだ。悪魔と呼ばれたその力、存分に味わわせてもらおうか!」 ヅダエールの影響は理性を失わせるだけではない。 実写シャアは気づいていないが、既に服の一部が空中分解され、 丸い腹部がタヌキのようにぽっこりと出ている。 いずれ服すべてが空中分解して全裸になるのも時間の問題だった。 実写シャア「どうした刹那・F・セイエイ。リボンズを倒した純粋種のイノベイターもそんなものかね!」 そんなこととは露知らず、実写シャアはいい気になって戦闘を続けている。 このままでは仮面をつけた全裸のオッサン(デブ)という、世にもおぞましい光景が現実のものとなってしまう! 刹那「そんなこと……俺がさせるか!」 ダブルオーライザーはGNドライブを前方に展開、圧縮したGN粒子でザクを吹き飛ばした。 実写シャア「ちいい!」 だがすぐに態勢を立て直し、通常の3倍の速さでこちらへと迫ってくる。 刹那は決断を迫られた。 刹那「こうなれば、もはやトランザムを使うしか状況を打開する手は……!」 遂にトランザムを起動しようとした、その時だった。 「待ちな、ブラザー」 73オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/12(水) 01 39 55.21ID VTpw6Y2+0 75 突如、戦場に割って入ってきたのは一機のガンダムだった。 白の黒のシンプルな配色の機体。 少なくとも、刹那の知る兄弟たちのガンダムではない。 刹那「誰だ……?」 マーク「俺はマーク・カラン。刹那、助けに来たぞ」 やけに立体的な顔立ちをしたその男――マーク・カランはそう告げた。 刹那「すまない、この戦いは俺たち兄弟の問題だ。関係ない人間を巻き込むわけには……」 マーク「関係ないだって? HAHAHA何を言っているんだ刹那。俺たちはブラザーじゃないか」 刹那「何?」 マーク「そうか、お前は知らないんだな刹那。実は俺とお前たちは血の繋がった実のブラザー、兄弟なんだよ!」 刹那「な、なんだって!?」 マーク「今までちょっとした事情で家を離れていたけどな。町の危機を聞きつけて帰ってきたのさ」 刹那「そうだったのか。知らなかったとはいえすまなかった、マーク・カラン。いや、マーク兄さん!」 マーク「マーク兄さん……!」ジーン その言葉を、マークは感動をともにじっくりと噛み締めた。 マーク「と、ともかくお前は大切な用があるんだろう? あいつは俺に任せて、お前は先に行け!」 刹那「しかし、実写シャアは強敵だ。マーク兄さん一人では」 マーク「なめるなよ。俺だってセツルメントのエースだった男だ。いいから行け!」 刹那「わかった……マーク兄さんもどうか無事で」 マーク「ああ、他のブラザーによろしくな」 ダブルオーライザーはマークのGセイバーと入れ替わるように戦場を離脱した。 残ったマークに、実写シャアは呆れたように声をかける。 実写シャア「まったく、どういうつもりだ? 刹那の純真さに付けこんで、実の兄弟だなんて大ボラふいて」 マーク「NO! 初めはウソ扱いでも、こうして既成事実化していけば、それはいずれ万人が認める真実になる」 マークは不敵に笑った。 マーク「そうして俺は、今度こそガンダム兄弟の一員となるのさ!」 実写シャア「HAHAHAHA! マーク、君はまだそんな野望を抱いていたのか。大人しく兄弟落選組で傷を舐めあっていればいいものを!」 マーク「それより俺はテンプレに『マーク・カラン』の名前が載るところが見みたい!」 実写シャア「マーク、君はどうしてそう諦めが悪いんだマァァァァク!!」 マーク・カラン(実写)【Gセイバー】 VS シャア・アズナブル(実写)【シャア専用ザクII】 日登町で最も3次元な戦いが幕を開ける――!! ※なお、二人の戦いはあまりにも3次元過ぎたため、2次元の文章では到底表現しきれませんでした。 そのため、今回は戦いの詳細は省略させていただきます。 各自、プラモでブンドドするなどして脳内補完をがんばってください。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8847.html
479オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/12/31(火) 02 28 59.50ID U6HRs9sA0 日登町中央区:幹線道路上 マイ『それで、シンたちは無事なんですか?』 ヨナ「ああ、大した怪我はないらしい」 イオ「ただ、二人とも結構ボコられたみたいなんだよな。特にシーブックのF91は大破したって」 マイ『そうですか……シロー兄さんも気に病んでいましたよ。自分が行けって指示したわけですからね』 ヨナ「いや、シローは悪くないさ。むしろシーブックがいたおかげで三日月の状況がわかったんだから」 カミオンの荷台、ガンダム兄弟たちは深刻そうな様子で話し合っていた。 話題はもちろん、バルバトス・シドに囚われた三日月のことだ。 カミーユ「でも本当なのか? バルバトスへの攻撃がそのまま三日月へのダメージになるって」 バナージ「それが阿頼耶識システムの特性ってヤツなんだろ」 ジュドー「確かに、前に無茶して半身不随になったことあったもんね」 かつて、火星で三日月がモビルアーマーと戦ったときのことを思い出してジュドーが言った。 ウッソ「なら下手な攻撃はできませんね……」 キオ「え~!? じゃあ首を刈るのもダメなの?」 ウッソ「それは当然でしょ!」 ガロード「なあ、今思いついたんだけど、一回ミンチにするってのはダメかな」 ジュドー「ミンチぃ?」 ガロード「そう。俺たちでMAをミンチにしてさ、機体から助け出したあとで再生させればいいんじゃね?」 だがガロードの提案に他の兄弟は渋い顔だ。 ジュドー「う~ん」 カミーユ「確かにミンチになっても復活する、この町ならではのアイデアではあるけど」 ガロード「あれ? みんな乗り気じゃないカンジ?」 フリット「それをやるには、確実に一撃でミンチにできなきゃダメだよね」 バナージ「ミンチになっても病気や脳の障害は治らない。だからヘタに攻撃して、当たりどころが悪かったりしたら……」 フリット「それこそ三日月兄さん廃人ルート一直線だよ」 ガロード「あ~そっか~! いいアイデアだと思ったんだけどな」 ガロードはバリバリと頭を掻いた。 ガロード「ちなみにキラ兄の精密射撃でも無理なの?」 キラ「できないとは言いたくないけど……正直僕のフリーダムじゃ火力が足りないかな」 バナージ「火力と精密射撃を併せ持った機体が必要ってことだよな」 フリット「こういう時、ヒイロ兄さんがいてくれたらよかったんだけど」 フリットの言葉に、兄弟たちは一斉にため息をついた。 ガロード「マジでそれ」 キオ「勝手にリリーナさんの毒ぶ……料理を食べて死にかけた挙句」 カミーユ「勝手に責任感じて自爆してんだものな……」 キラ「ヒイロがいてくれたら、僕らももうちょっと楽できたのに」 ウッソ「本当に何考えてるんでしょうね、あの人は……」 ジュドー「いや、ヒイロ兄の考えがわかるヤツなんて、多分兄弟の中で誰もいないから」 そしてまた、一斉にため息をついた。 480オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/12/31(火) 02 29 25.73ID U6HRs9sA0 バナージ「なにか他に手はないのか? 三日月を傷つけず、救い出せる方法は」 フリット「う~ん。一番早いのは、三日月兄さんが意識を取り戻してくれることなんけどな」 キオ「意識を取り戻す?」 フリット「うん。それでコクピットの中から阿頼耶識システムを物理的に切断してもらえれば」 カミーユ「後は三日月にダメージを与えることなく、シドだけに攻撃し放題ってことだな」 キオ「でも、誰がどうやって三日月兄ちゃんを起こすの?」 ガロード「そりゃ、三日月兄に一番効果ありそうな相手といえば、一人しかいないでしょ」 その言葉に、兄弟全員が、ある一人の顔を思い浮かべた。 カミーユ「オルガさんか……」 キラ「確かに彼なら、三日月も一発で目を覚ましそうだよね」 ジュドー「でも、鉄華団のメンバーって今全員火星じゃなかったっけ? 出張とかで」 ウッソ「あ! そうだった……」 キオ「だから最近元気なかったんだもんね、三日月兄ちゃん。オルガさんに会えなくて」 ウッソ「じゃあ、結局打つ手はないってことですかね……」 再び深いため息をつくガンダム兄弟。そこへ突然、通信が入った。 ???『ふっふっふ、話は全て聞かせてもらったわ』 カミーユ「この声は……」 キオ「アルレット姉ちゃん!」 アルレット『そうでーす! みんなの姉さんアルレット・アルマージュでーす! ぶい!』 ジュドー「相変わらずアクションが古いなあ……」 アルレット『んもー! そんなこと言っていいの? こんなこともあろうかと、姉さんとっておきの助っ人を用意しておいたんだから!』 キオ「助っ人?」 アルレット『そ、きっともうすぐ着くんじゃないかな』 すると、狙いすましたかのようなタイミングで、6機のMSがカミオン近くに着陸する。 ネーナ「あ~ようやく見つけた~!」 ルナマリア「結構遠かったね」 ルイス「これ全部武道館からの避難者?」 カテジナ「随分多いわね。学校に入りきるかしら」 ガロード「あれって……カミーユ兄たちのクラスメイトじゃね?」 カミーユ「あ、ああ。そうだけど、なんでこんなところに」 ルー「や、来たわよジュドー」 ジュドー「来たって……ルーたちがアル姉が言ってた助っ人なワケ?」 ルー「残念。アタシたちはただの護衛よ。助っ人はあっち」 ジュドー「あっち?」 そういってルーが指差したのは、ファの乗ってきたメタスだった。 ファ「大丈夫? 揺れなかった?」 クーデリア「は、はい。お世話になりました」 カミーユ「アルレット姉さん、まさかさっき言ってた助っ人って……」 アルレット『そ、クーデリアちゃん。彼女に三日月を起こしてもらいましょ。愛の力でね』 483オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/12/31(火) 22 29 24.29ID U6HRs9sA0 日登町中央区:幹線道路 道路に止まった一台のカミオン。 その上ではある作戦が急ピッチで進行していた。 三日月をシドから救出する作戦だ。 クーデリア「…………」 ルイス「横からでもわかるくらい、クーデリアさん緊張してるね~」 ネーナ「まあ当然でしょ。自分がこの作戦のカギなんだから」 作戦自体は単純だ。 まず、もうじきここにやってくるバルバトス・シドを、兄弟たちのMSで抑える。 その間にバルバトスの中で意識を失っている三日月に呼びかけ、彼の意識を取り戻す。 そして三日月を救出したのち、シドを撃破する。こういう段取りだ。 その内、もっとも肝心な三日月を起こす役目を与えられたのが、クーデリアだった。 クーデリア「私が……私の声で、三日月を起こす……!」 ファ「どうしたのクーデリアさん。顔真っ青よ?」 カテジナ「不安な気持ちはわかるけどね」 ルナマリア「クーデリアさんなら大丈夫だって! 三日月くんもきっと目を覚ますよ」 ルー「その間は私たちがちゃんと守ってあげるからさ」 クーデリア「皆さん……ありがとうございます」 その時、突然通信が入った。 アルレット『キャピキャピギャルのみんな~? 作戦の調子はどう?』 ルイス「いや、今時キャピキャピって」 ネーナ「噂通り相当やばいね、せっちゃんのお姉さん」 ルー「コホン、作戦の段取り自体は、順調進なんですけどね」 ファ「肝心のクーデリアさんが、ちょっとガチガチで」 クーデリア「すいません……私のせいでご迷惑をおかけしてしまって」 ルナマリア「だからそういうところだって。リラックスリラックス」 アルレット『何がそんなに心配なの? クーデリアさん』 クーデリア「それは……その」 クーデリアは少しの間、言いづらそうにモジモジしていたが、やがて堰を切ったように話し出した。 クーデリア「……不安なんです。本当に私なんかで三日月に声が届くのかって。 私は、三日月のことを大切に思っています。でも、彼は……三日月は私をどう思っているのかって」 ネーナ「クーデリア……」 ルー「まあ彼も大概何考えてるかわかんないタイプだしねえ」 ルイス「だ、大丈夫だってクーデリアさん!」 ルナマリア「そうだよ! アレンビーだって言ってたじゃない。自分の気持ちに素直になればいいだけだって!!」 ファ「心の扉を開くのに、絶対に効く呪文。それは『好きだ』って一言」 カテジナ「まあ、ちょっとクサい話ではあるけどね。でも間違いじゃないわ」 クーデリア「みなさん……」 アルレット『おーおー青春してますなあ。じゃあ、アルレットお姉さんも一肌脱いじゃおうカナ? 人生のチョットだけ先輩として』 カテジナ「(チョットだけ……?)」 アルレット『好きな人に想いを伝える、その言葉はね……』 484オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/01(水) 02 49 40.49ID m1EoZPi10 続きのネタがNGワード規制に引っかかるようなので避難所に投下 ※編集者より:現在、避難所(議論所)が利用できなくなっており、該当のネタが収録できていません。データ等お持ちの方がいらっしゃいましたら、追記を願います。 ※オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟の作者です。元データを見つけたので補完します。いつも収録作業ありがとうございます。 一方、ガンダム兄弟はバルバトス・シド制圧作戦に向けて最終調整に入っていた。 マイ『それじゃイオ兄さんは一時離脱したんですね』 ヨナ「ああ。フェリーニさんに預けていたFAガンダムを取りに行くそうだ』 キャプテン『預けていた、という表現は正しくない。イオは借金のカタにMSを取られていただけだ』 キラ「ともかくFAガンダムを返してもらったら、またこっちに合流してくれるって」 ヨナ「それで、そっちはどうなんだ? 『EXA-DB』のデータは見つかったのか?」 キャプテン『今、学校全てのサーバを検索しているが、見つかる可能性は38パーセントだ』 ヨナ「そんなに低いのか……」 マイ『おまけにデータは学校に直接送られたとは限りませんからね。誰かの情報端末に送られていたとすれば見つけるのは至難の業かと』 キラ「なら、やっぱりここでシドを止めるしかないってことね」 ヨナ「そういうことだ。俺たちはもうすぐ現れるシドから三日月を救出して、シドも倒す。 マイ、お前は『EXA-DB』の探索と一緒に、避難民の受け入れの準備も頼む」 マイ『了解しました』 劉備『ところで、カミオンの護衛には誰をつけたんだ?』 ヨナ「ああ、そっちにはマクギリスさんとハリソンさん、それとウチからフリットとウッソを行かせた」 キラ「あの二人の機体にはまだ、充分武器燃料が残ってるからね。何か不足の事態が起こっても対処できるはずだよ」 劉備『でも、大丈夫なのかよ。その二人で』 ヨナ「どういう意味だ?」 劉備「いや、だってあの二人なんか仲悪いじゃん。今日だってちょっと言い合いになってたし」 マイ『まあそうですね』 ゾルタンが襲撃してきた時のことを思い出して劉備が言うと、マイもまた同意した。 キラ「仲が悪いって言うか、フリットが割と一方的に嫌ってるっていうかね」 ヨナ「……ふふっ」 キラ「あれ? ヨナ兄さん今笑った?」 ヨナ「いやゴメン。みんなにはそう見えてるんだなって思って」 劉備『違うのか?』 ヨナ「なんていうかな。フリットのウッソに対する振る舞いは嫌いというより……俺がアムロ兄さんに抱いてる感情に近いっていうか」 マイ『ああ……』 劉備「???」 通信機越しに納得するマイと首を傾げる劉備。 劉備『それってどういう……』 そこへ突然別の通信が割り込んでくる。少し離れた先から付近を観測していたガロードだ。 ガロード『ヨナ兄! 見えた、シドだ! まっすぐそっちにつっこんで来てる!」 ヨナ「来たか! みんな、シドだ! 作戦を開始するぞ!」 486オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/01(水) 18 33 59.36ID m1EoZPi10 日登町中央区:オフィス街 学校目掛けてまっすぐに突っ込んできたバルバトス・シドが最初に目撃したのは、 高速道路の高架上空に飛ぶ、二機のMSの姿だった。 キオ「来たよ、キラ兄ちゃん!」 キラ「うん。向こうも僕らのこと見つけたみたいだね」 それが武道館で自らを邪魔したガンダムであることに気づき、 シドはいきり立って臨戦態勢に入る。 キラ「来た!」 キオ「首、置いてけえええ!!」 キラ「いや、僕らの役割けん制だからね!? 特に首とか刎ねちゃ絶対ダメだから!」 襲い来る360度の全方位攻撃を、二機のガンダムは華麗に回避した。 そしてバルバトスを決して傷つけないよう、 ビット兵器を展開し、シドだけに攻撃を重ねる。 キラ「こいつ、完全に僕らしか目に入ってないね……今だよ!」 ??「了解!」 通信が切れると共に、月からガイドレーザーが一直線に落ちてくる。 キラたちはそれを決して見せないよう、シドを丁寧に引き付け続けた。 ガロード「マイクロウェーブ、来る!」 ティファ「ガロード……狙うのはあそこです」 ガロード「ありがとな、ティファ! サテライトキャノン発射!」 ビルの谷間から放たれた強大なビーム。 それにシドが気づいたのは命中する寸前だった。 咄嗟に下向きに回避するシド。 だがそれは兄弟たちの計画通りだ。 ガロード「シドが地上に降りた! 後は頼むよヨナ兄!」 ヨナ「ああ、わかった!!」 続けてシドに向けてナラティブガンダムが強襲する! ヨナはずっと地下駐車場に潜み、兄弟たちがここに誘導するまで隠れていたのだ。 ナラティブガンダムは地面からギリギリをホバリングしながら、 地を這うような動きでシドに突貫する! 487オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/01(水) 21 48 20.29ID m1EoZPi10 ヨナ「キャプチャーユニット、展開!」 ナラティブの両脇に装備されたサイコ・キャプチャー。 その先端の爪が開き、バルバトス・シドを拘束する。 シドも一瞬遅れてナラティブの存在に気づき、 大型ビームソードで薙ぎ払おうとするが、 ヨナは先んじてサイコ・フィールドを展開していた。 ヨナ「ここまで弟たちが完璧にやってくれたんだ。俺がヘマをするわけにはいかない!」 ナラティブガンダムはシドを拘束したまま上昇、 再び高速道路に戻ると、そこにシドを釘付けにする。 シドはなおも暴れるが、どれだけ攻撃を受けようがナラティブガンダムは決して離さない。 ヨナ「バナージ! カミーユ! ジュドー!」 ジュドー「あいよ!」 続けてユニコーンガンダム、ZZガンダム、Zザクが現れ、 バルバトス・シドの周りを環のように取り囲む。 そこへ最後に登場したのは、インパルスガンダムの掌に乗ったクーデリアだった。 ジュドー「今がチャンスだよ、クーデリアさん!」 カミーユ「これから俺たちでサイコウェーブを発生させる!」 バナージ「その流れに乗せて、三日月に想いを届けてください!」 クーデリア「は、はい!!」 インパルスガンダムを駆るルナマリアはシドの前に着陸、 クーデリアを優しく地面に下ろした。 するとどうしたことだろう。 今まで散々暴れていたシドが、急に大人しくなった。 ヨナ「こいつ、クーデリアさんを見ているのか?」 ジュドー「わかるんだよ三日月兄も! 目の前にいるのがクーデリアさんだって!」 カミーユ「だから必ず気持ちは伝わる! 自分を信じろ!」 ルナマリア「がんばってクーデリアさん! このイベントで正ヒロインの座をゲットよ!」 熱い応援に背中を押されるように、クーデリアはバルバトス・シドの前に立った。 それから胸に手を当て、大きく深呼吸する。 クーデリア「……聞いてください三日月。返事はしなくてもいいです。ただ、聞いてくれればいいんです」 ゆっくりと話し始めたクーデリア。 そんな彼女をバルバトスは不思議そうに見つめていた。 クーデリア「あなたと初めて会ってから、どれだけ経ったことでしょうか。 地球に来てからもつらいこと、大変なことが沢山ありました。 でも、それを乗り越えられたのは、あなたが一緒に居てくれたおかげなんです!」 488オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/01/01(水) 21 52 20.82ID m1EoZPi10 ティファ「……三日月さんの心を感じます。クーデリアさんの言葉は、確実に彼に伝わってます」 ガロード「シドも暴れだす様子はない……いいぞ、がんばれ!」 言葉に詰まりながらも、必死に思いを紡ぐクーデリア。 クーデリア「ねえ三日月。私、あなたに聞いて欲しいことがあるんです。 あなたにとって私は、まだ何も知らない、世間知らずなお嬢様のままかもしれない。 でも、だから、私は……私は……!」 やがて、意を決したように彼女は大きく目を見開いた。 クーデリア「三日月! 私は……!」 そこへたまたま走ってきた一台のトラック。 何を思ったか、クーデリアは突然そのトラックの前に飛び出す! キキーッ! という耳障りな音を上げて急停止するトラック! 偶然避難中だったイワーク「何で突然飛び出す! 止まることを強いられてしまっただろ!!」 罵声を浴びせて去っていくトラック。 クーデリアは再びバルバトスへ向き直り、こう言った。 クーデリア「私は……私は死にません! あなたが好きだから、私は死にませええん!」 ヨナ「…………」 カミーユ「……………」 ジュドー「…………」 バナージ「…………」 クーデリア「私が、幸せにします(↓)からぁ(↑)!」 ティファ「…………」 ガロード「…………」 キラ「…………」 キオ「…………」 バルバトス・シド「…………」 ルナマリア「……ええっと、クーデリアさん。今のって、その……ナニカナ?」 クーデリア「え!? だ、だってさっきアルレットさんが、地球では愛する人に想いを伝える鉄板の告白があるって!」 ルナマリア「あ~……さっきアルレットさんが通信で話してた一肌脱ぐってこういう……」 クーデリア「ダ、ダメでしたか!? でも、アルレットさんがもう一つ教えてくれた、 “カ~○チ、S○Xしよ!”なんて恥ずかしくてとても私の口からは……」 ルナマリア「うん、そういう問題じゃないんだけどね」 兄弟たちは一斉にため息をついた。 ジュドー「やっぱアル姉案件か……」 キラ「どおりで『ザ☆トレンディ』な感じがしたワケだよね……」 ガロード「だからこういうシリアスな話にあの人咬ませちゃダメなんだって……!」 カミーユ「せっかく俺たちがここまでサポートしたのに、何やってくれてんだあの×××!」 クーデリア「え? え!? 何で皆さんそんなにガッカリしてるんですか!?」 こっそり着いてきた物陰のフミタン「(大事な告白のシーンでトレンディドラマの再現をさせられた挙句、露骨にガッカリされるお嬢様可愛い……)」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/exvsforce/pages/14.html
デストロイモードの武装に関してはユニコーンガンダム(NT-D)へ 正式名称:RX-0 UNICORN GUNDAM パイロット:バナージ・リンクス コスト:3000 耐久力:700 変形:× 換装:○ 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビーム・マグナム 5 CS ビーム・ガトリング - 足の止まるビームガトリング 特殊コマンド1 ハイパー・バズーカ 3 一般的なバズーカ 特殊コマンド2 NT-Dシステム 100 - デストロイモードに変身(換装) 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 ビーム・サーベル NNN 派生 3段蹴り N前N NEXTの前派生 前格闘 蹴り二段→蹴り 前N 横格闘 シールド殴り→回し蹴り 横N 派生 アッパー 横後 アッパーで打ちあげる 後格闘 頭突き二段→回し蹴り 後NN 派生 掴んで押し出し 後N前 BD格闘最終段と同じ BD格闘 ここから出ていけぇー! BD中前N 【更新履歴】新着3件 16/02/01 新規作成 解説 攻略 『機動戦士ガンダムUC』より、主人公バナージ・リンクスが駆る“可能性の獣”ユニコーンガンダムが参戦。 勝利ポーズはユニコーンモードでは立って天に角を立てるポーズ。 デストロイモードではガトリング二丁を構えるポーズ。 敗北ポーズは片膝を付いて俯く。 射撃武器 【メイン射撃】ビーム・マグナム 【CS】ビーム・ガトリング 【特殊コマンド1】ハイパー・バズーカ 【特殊コマンド2】NT-Dシステム 特殊OS「NT-Dシステム」を起動させ、機体を「デストロイモード」へと“変身”させる。 この武装のリロードが完了していると装甲の隙間が赤く発光する。 ↓入力で視点変更をカットできる。 各部装甲が展開、ガンダムフェイスが露出し、内蔵されたフルサイコフレームが赤く輝く。 変身後の武装についてはユニコーンガンダム(NT-D)にて。 格闘 【通常格闘】ビーム・サーベル 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 横薙ぎ よろけ ┣2段目 袈裟斬り よろけ ┃┗3段目 斬り上げ ダウン ┗前派生 ┃ 1hit 蹴り上げ ダウン 2hit 蹴り上げ ダウン ┗前派生2段目 踵落とし ダウン 【前格闘】蹴り二段→蹴り 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目┃ 1hit 蹴り よろけ 2hit 後ろ蹴り ダウン ┗2段目 蹴り飛ばし ダウン 【横格闘】シールド殴り→回し蹴り 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 殴り よろけ ┣2段目 回し蹴り ダウン ┗後派生 アッパー 2 特殊ダウン 【後格闘】頭突き→頭突き→回し蹴り 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 頭突き ダウン ┗2段目 頭突き 特殊ダウン ┣3段目 回し蹴り ダウン ┗前派生 1hit 掴み 掴み 2hit 押し出し 特殊ダウン **【BD格闘】ここから出ていけぇー! シールドタックルから掴んで押し出す2段格闘。 原作エピソード1のクシャトリヤを押し出したシーンの再現。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 タックル ダウン ┗2段目 1hit 掴み 掴み 2hit 押し出し 特殊ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 戦術